診断結果を共有するボタンを付けたあと、しばらくしてから気づいたことがあります。
投稿は流れます。1日経てば誰も見ません。共有ボタンは施策であって、仕組みではなかった。
置けるものは、置いてある限り働く
参考にしたのは、プロフィールのリンクをまとめるサービスの構造です。
ああいうサービスが伸びたのは、広告を打ったからではなくて、利用者が自分のプロフィール欄にリンクを貼ったからでした。貼られたリンクは、そのアカウントが生きているあいだずっとそこにあります。見た人の何人かがクリックして、そのうち何人かが自分でも作って、また貼る。
使うこと自体が配ることになっている。投稿は1回で終わりますが、これは終わりません。
同じ構造を、鑑定結果でやれないかと考えました。
結果をURLそのものに入れた
作ったのは、鑑定結果がアドレスの中に書き込まれたページです。類型、総合点、六つの軸の点数、男女どちらの基準で測ったか。全部アドレスの中に入っています。
どこかに結果を保存しておく必要がありません。アカウント登録も要らない。保存する場所が無いので、「録音は端末の外に出ない」という前提も壊れません。乗っているのは点数と類型だけで、ここから声は復元できません。
SNSのプレビューが、全員同じ絵になった
ここで一度、作り直しています。
最初は、ページを開いた人の画面の中で鑑定書を組み立てる作りにしました。動くには動いたのですが、SNSに貼ったときのプレビューが全員同じ絵になりました。
SNSはリンクの中身を読みにくるとき、ページを開いた後に動く仕組みまでは実行してくれません。読みにきた時点で出来上がっているものしか見ない。
プレビューをその人の結果にするには、読みにきた時点で絵が出来ている必要がある。作ったものを捨てて、最初から組み上がった状態で渡す形に作り直しました。
いまは、貼られたリンクのプレビューにその人の紋と点数が出ます。プレビューが人によって違うから、置いてある意味がある。全員同じ絵なら、置く理由が半分になります。
検索には出さない
ひとつ決めたのは、この結果ページを検索結果に出さないことです。
一人ひとりの結果が検索に並んでも、誰の役にも立ちません。本人以外が見て意味のあるものでもない。検索エンジンには載せないよう指定してあります。
置ける場所は本人のプロフィール欄であって、検索結果ではない、という切り分けです。
貼られるかどうかは、まだ分かっていない
正直に書くと、ここが一番の賭けです。
プロフィールに貼られているリンクは、たいてい「機能」です。仕事の依頼先、作品の置き場、他のアカウント。どれも貼る理由がはっきりしている。
声の名刺は、機能ではありません。飾りです。飾りを貼る動機は、機能より明らかに弱い。
構造は真似できても、貼る動機まで真似できているとは限らない。ここはまだ確かめられていません。実際に貼られるかどうかを、これから見にいくところです。