HPIC

氷面の才媛

高く張りがあり、内に収めている

どういう声か

冷静で切れがある。理知的に聞こえる。

冷たく響くことがある。

HPIC の読み方

4文字はそれぞれ別のものを測っています。優劣ではなく向きです。

H 高さ高音 ふだん喋っているときの声の高さ。話し声の中央値を取る明るく通る。呼びかけや掛け合いで効く
P 質張り 声帯の閉じ方。きっちり閉じると張った音になり、ゆるいと息が混ざる詰まって鳴る。芯があって輪郭が出る
I 通り内向き 喉の奥の細い通り道で作られる帯が、まわりより持ち上がっているか手元で鳴る。マイク越しや静かな場所で効く
C 動き静か 喋っている間に、声の高さがどれだけ上下するか平ら。落ち着いて聞こえる

高い低いの境目は、集めた声優28名の実測中央値に置いています。一般の人の平均ではありません。

この型は、どれだけ当てになるか

声優28名の音源を、利用者と同じ15秒に切り直して、窓ごとに型を出し直した実測です。切っただけで人も日も同じです。

H 高さ 全部の窓で同じ文字だった人 21%
P 質 全部の窓で同じ文字だった人 11%
I 通り 全部の窓で同じ文字だった人 11%
C 動き 全部の窓で同じ文字だった人 11%

HPIC の中でいちばん動かないのは「高さ」で、いちばん入れ替わるのは「動き」です。4文字すべてが全窓で一致した人は 0% でした。

これは道具の精度の話ではありません。窓ごとの声の高さを調べると、読み取りを取り違えていた窓は2%だけで、残りは本当に声が動いていました。声優は場面ごとに声を変えるので、同じ人でも窓によって別の型になります。

同じ文を読んだ場合

上は自由に喋っている音源を切り直した値です。声紋鑑定所では全員が同じ3行を読むので、動く余地は録り方しかありません。中身をまったく同じにして、マイクとの距離・雑音・声の大きさだけを変えて測ると、71% の人は型が変わりませんでした。1人あたりに出た型も、平均5.3種から1.3種に減ります。

つまり型が入れ替わる主な原因は、道具のぶれではなく「どう喋ったか」です。毎回同じ文を同じ場所で読むほど、型は落ち着きます。

それでも型は「その録音がどちら寄りだったか」であって、変わらない属性ではありません。

この型の声

集めた声優28名を同じ基準で測ると、この型に入ったのは2名でした。

その人たちが演じた役から、素の声に近いものを挙げます。

挙げているのは近い声質の演じ手が担当した役です。その役の演技に似ているという意味ではありません。

隣の型

1文字だけ違う型です。境目の近くにいると、測るたびに行き来することがあります。

あなたの声は何型でしょうか。

自分の声を測る

登録は要りません。録音は端末の外に出ず、解析はすべてブラウザ内で行われます。

ここで測れるのは素の話し声の物理特性だけです。演技力・滑舌・表現の引き出しは含まれません。

改善のために、訪問数と操作の回数を数えています。Cookie は使いません。送っているのは操作の種類と鑑定の類型コードだけで、録音した音声は送っていません。